NPOの決算の覚書

おはようございます。
晴れてて気持ちのいい朝ですね。
戦略ファシリテーターの室越です。

理事長しているNPOの決算が終了しました。

NPOは基本3月末が決算。
ということは、5月末までに税務申告と
市役所への報告をしなければなりません。

この市役所への報告が
一般の法人と異なるところ。

特定非営利活動法人ということは
利益を出しちゃいけないと
勘違いをしている人がいますが
そうでは無いんです。

利益は出さないと運営していけませんから。

???

だとすると、どういうこと?

もうけすぎちゃいけないっていうこと?

いえいえこれも違います。

特定非営利活動法人ということは
利益を再配分しちゃいけないということ。

つまり、
社員(メンバー)特に、理事者の会社に
発注をしたり仕事を回したりすることが
ダメなんです。

なので、管轄省庁に報告書を提出します。

でも、ちゃんと利益を出すのだから
税務申告をして
税金も納める。

この部分は他の法人と同じなんです。

問題はその報告書が結構面倒なんです。

事業ごとにどんな経費を使ったかを
明確にしないといけないんです。

この事業の通信費はいくらで
この事業の通信費はこんなんでと。

ということで、覚書ですが、
決算書を作り上げる前に、
まずこの経費の注記を作成すること。

そのために
経費それぞれに
どの事業で使ったかは
部門登録をすること。

管理費も同様。

それから、
決算書を作って
最後に総勘定元帳を印刷する。

先に決算を作っちゃうと
部門等の記入漏れがあって
何度も印刷をしなくちゃ
ならなくなるので注意が必要なんです。

ということで、覚書でした。